コインチェック問題によって明らかになったビットコインの課題

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いつも記事を読んでくださりありがとうございます。 今回は【ビットコインに関しての課題】という記事を書いていこうと思います。 まずは復習として〈お金のはたらき〉を書いておきます。 詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。
基礎として知っておきたいお金の3つの基本原則
お金の3つの働き A 価値の交換→交換の道具 B 価値の尺度 C 価値の保存→保存の道具 これらは【信用】によって支えられています。信用がなければ誰もお金を貯金などしようと思いません。お金を貯金すれば1年後も同じ価値として引き出すことができます。【信用】がお金の命とも言うことができます。 ブロックチェーンができたころはこのように言われたこともあります。 ↓ 信用革命 以前までは国家や銀行に絶対的な信用がありました。ですがバブル崩壊して銀行の【信頼が絶対的なものではない】と多くの国民が気付き始めました。 【1万円はなぜ1万円の価値があるのか?】 ↓ 日本銀行が日本銀行の名前で【1万円の価値があります】と信用を与えているからです。信用があるから日本国民の共通の認識として1万円として使うことができます。1万円と同等の価値の商品やサービスと交換ができています。 今までは何か信用を与える組織がいました。それが宗教、国家、中央銀行なのか様々あります。ですがこれらが【信用できない】となると【これらに依存しない自分達で保証しあいましょう】ということでブロックチェーンという仕組みを採用することになりました。 ブロックチェーンの仕組みでビットコインというお金のはたらきを創ろうとしたわけです。お金のはたらきである価値の交換、価値の尺度、価値の保存が適応されます。人が介在しない仕組みを使おうということです。 現時点ではブロックチェーンできてから9年経過していますが、この仕組みは【信用革命】として成功しています。ブロックチェーンのデータの改竄や不正があったということは報告されていません。セキュリティ面等での信頼という意味では完璧な仕組みとなっています。ですが取引回数が増えるにつれ【別の課題】が浮き彫りになってきたのです。この課題を乗り越えないとビットコインは衰退していく可能性が十分あります。 ビットコインの課題とは?? 仮想通貨とビットコイン・その他については分けて考える必要があります。 □仮想通貨 ①ビットコイン ②アルトコイン→その他まとめて(ネム、アルトコイン、リップル等1000以上) ③現時点ではない新しくできるコイン 仮想通貨はまだまだ出てきますしどれがスタンダードになるかわわかりません。ですが時代の大きな流れとして仮想通貨が伸びていくことは間違いないです。 今までは現金で支払いをしていた人達が現金を使わなくなり電子上のデータで決済をするキャッシュレス化は今後どんどん伸びていきます。 世界的に見ても国家レベルで動いています。ジンバブエという国では国家として仮想通貨をすでに発行しています。ロシアもすでの仮想通貨導入を発表しており、イギリスの仮想通貨導入を計画したと言われています。 基本がブロックチェーンの仕組みを使ったビットコインとなりますが、その不具合を改善するために創られているのがアルトコインと言われる様々な仮想通貨となります。新しく出てくる仮想通貨としてはブロックチェーンを使わない仕組みが出てくる可能性も十分にあります。 ビットコインの問題点 ↓ 2017年にビットコインの注目が集まったことによって取引回数が膨大に増え問題点が浮き彫りになってきました。その前の年に比べ20倍以上の取引がされたことになります。 ・取引完了までに時間がかかる ・送金手数料が高くなってしまった 【信用を守るという点では問題ない。問題点は「遅い」ということ】 取引回数が増えることによって送信するデータが膨大に増え回線が遅くなってしまったというのが問題点となります。 ビットコインの取引は2017年以前は取引完了まで10分で終わると言われていました。取引量が莫大に増えてしまったために1回の取引が10分で終えることができなくってしまいました。 ビットコインの仕組みとしてのブロックチェーンは2009年からのデータを毎回毎回引き継いているので取引回数が増えれば増えるほど計算に時間がかかっていくようになっていく仕組みなので取引完了までどんどん時間がかかるようになってしまいます。 【送金手数料が上がった理由】 ブロックチェーンという仕組みを使って計算をするためにはスーパーコンピュータが必要になります。データが増えれば増えるほど処理が必要になりスーパーコンピュータの電気代、コンピュータを増設などが必要になり計算する会社が負担しなければならず結果的に送金手数料を上げないと会社経営ができないほどになっていったからです。 開設当初のビットコインのメリット ・決済反映速い ・手数料安く 現状のビットコイン ・銀行より遅い ・銀行より高い ビットコイン開始時の当初はメリットのように運営できていました。ですが取引回数が増えるにつれメリットがデメリットになっていきました。 クレジットカード取引速度 1秒=2000取引 現状ビットコイン取引速度 1秒=7取引 現在では比較にならないほどビットコインの処理速度が下がっています。全国民が取引に使えるレベルではないということになります。 このことが公になったきっかけが2017年【コインチェック問題】です。 コインチェック問題とは? ↓ 仮想通貨ネムが個人情報を外部に流出してしまったという事件。この事件が起こったことにより以前までわからなかったことが見えてきました。 ここで不思議に思った人はセンスがいいです。 「ブロックチェーンはセキュリティ面で安全な仕組みではないのか?」 コインチェック問題が起きたということは仮想通貨は安全ではないというのがわかったと思います。ブロックチェーンは完全完璧に安全な仕組みです。ではなぜ流出したのか?答えは1つしかないです。 ↓ 【取引所ネム(コインチェック)がブロックチェーンを使っていない】という問題の本質・真実が浮き彫りになってきました。ブロックチェーンを使っていれば100%流出はありえなかったのです。なぜブロックチェーンを使わなかったのか? ↓ コインチェックは自分のサイトの中で売買をしていたということなのです。ビットコインを買ってきてそのお客様にて売買をしていたために流出が起きてしまったということになります。ネムの管理体制の問題ということが分かりました。コインチェックのたった1つの秘密鍵が流出してしまったために全情報26万人の解読が可能になり流出という形になってしまいました。 ↓ もしブロックチェーンを採用していたのならば1人の情報が漏れるだけで済みました。ですがブロックチェーンを採用してないために1つの情報だけで26万人分のデータまで流出してしまったという最悪な状況になってしまいました。 ↓ 「仮想通貨の売買を行っているのだから当然ブロックチェーンの仕組みを使っているのだろう。だから安全。」と皆が思っていたのに実際にはブロックチェーンは使われていないというのが世間に知れ渡りました。これはネムに限らず他の取引所にも言えることです。たまたまネムでの流出があったとうだけです。ブロックチェーンの外で行う取引をオフチェーンと言います。 ↓ 取引所はなぜブロックチェーンを使わずオフチェーンで取引をしていたのか? ↓ それは取引所の仕組みを理解する必要があります。取引所は始めに多くのビットコイン(例100万)を仕入れします。顧客はその仕入れた(100万)の中から1万だけを取引するという形になります。サイトの中にある大きなビットコインを買っているというだけなのです。ここではブロックチェーンは使われていないということになります。オフチェーン。 ↓ なぜこんな仕組みなのか? ↓ 取引所は知っていたのです。【ブロックチェーンは遅い】ということを。 ↓ ブロックチェーンを使って取引をすると1回1回の取引に膨大な時間がかかってしまうので【サイトという大きな財布の中で売買をしていた】ということです。 ↓ この遅いということがブロックチェーンの課題ということになります。 ↓ この問題点を改善するためにアルトコインという様々なコインが創られています。 ビットコインの問題を改善するためにビットコインキャッシュなどの開発の進められいます。ビットコインはデータが増えれば増えるほど処理に時間がかかってしまいます。ビットコインキャッシュはある程度前のデータまでで計算できるような仕組みで処理時間を短縮できるようにされた仕組みとなってます。それぞれに改善点を探っています。 ビットコインを価値の交換の道具として使えるお店も現在は増える傾向にあります。ビックカメラ、旅行会社HIS、スーパーやデパートでも使えるお店が増えつつあります。現在約26万箇所。 ただ現時点では世界共通で使えるクレジットカードのような利便性がある仕組みにはビットコインがなれるには厳しい状況です。処理の時間と送金手数料の問題を解決できないと無理となります。 ビットコインは価値の交換としてはまだ使えますがあまりにも変動が大きいのでここでも疑問が取り沙汰されれています。10年後も同じ価値でいる可能性はかなり低いです。価値の保存としても機能しにくいです。 2017年当初はビットコインは価値の交換の道具として期待されていました。ですが注目が集まることによって「処理が遅い・手数料が高い」など年末にはデメリットのほうが多く露呈されたかたちとなります。価値の交換の道具としては機能しにくいということがわかりました。 ビットコインは決して悪いことだけではなく銀行に驚異を与えることによって銀行のほうには危機感を持ち良い面をもたらされました。今までは安泰とされていた3大の銀行の三菱UFJ、みずほ銀行、住友銀行は10年で3万人をリストラするなど余剰人員の削減など経営に関して引き締めがされたり、送金手数料が下がるような仕組みを取り入れたり改善が見られました。銀行に大きなプレッシャーを与えたという意味ではブロックチェーンの功績だとも言えます。 仮想通貨のメリットとして発表されていた【速い・安い】のサービスが膨大に取引によりの提供できなくなり価値の交換としては厳しい状況です。 ビットコインの残りの期待できる部分は【価値の保存】しかなくなりつつあります。昔の歴史としては金(ゴールド)のような使い方です。金(ゴールド)の時価総額は800兆円ほどあります。ブロックチェーンの仕組みは絶対的な信用を得ることは可能なのでお金の使い方とは別に「スマートコントラクト」という使い道はできないか?と期待されています。 金(ゴールド)の価値はお金だけには限りません。装飾品、パソコンやスマートフォンの部品などお金だけではなく様々な要素があってゴールドという価値になります。ブロックチェーンもお金だけでなく他の価値を見出そうと研究がされています。 絶対的な未来はないとの同じでブロックチェーンの仕組みが衰退するか?発展するか?は誰も的中させることは不可能です。ただ時代に大きな流れとして現金を使わないキャッシュレス化が広がっていくのは間違いないです。ビットコインはこの役割を使うのは厳しいということがわかりました。 今後ビットコインの仕組みを使ってデメリットを解決できる新体制の仮想通貨や全く違う電子取引できる仕組みができあがるのか?は予想するのは難しいです。 ビットコインが残る道はお金というはたらきでなく他の使い道を模索する必要がありそうです。 今後の仮想通貨としてクレジットカードに負けないくらいの速さ(1秒2000取引)かつ信用があり送金手数料が安いという仕組みができることをが命題となります。 大きな流れとしては絶対に仮想通貨は使われるはずなので様々な知識を入れておく投資できる準備をしておくことが重要です。 今回も長文にお付き合いくださりありがとうございました。

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