なぜリーマンショックがおきたのか?仮想通貨の始まり

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いつも当サイト訪問してくださりありがとうございます。 過去の記事で【バブルを崩壊させた日本銀行の歴史】を記載しています。読んでない方はこちらを先に読むと理解が深まります。
バブルを崩壊させた日本銀行の歴史
今回はリーマンショックが起きた背景とその後に始まった仮想通貨について書いていきます。 何度も記載しますがお金のはたらきは下記の3つとなります。 A 価値の交換 B 価値の尺度 C 価値の保存 バブルが崩壊したことは以前の記事に書いてます。今回はもう1つリーマンショックがどのようにして起きたのか?を書いていきます。それが分かればなぜ仮想通貨が生まれたのか?がわかってきます。 前提知識としてまず知っておいてほしいこと 権利→商品になりえる→売買の対象 債権         債務 Aさん→100万円貸す→Bさん Aさんは100万円を返してもらうまで「100円返してください」という権利をもっています。それが債権です。 返してもらうのが1年後の約束。ですが急にお金が必要になった場合。債権は売買に使うことができる。 Aさん【債権】→Cさんに99万円で売却→これにより債権がCさんに譲渡される。BさんはCさんに100万円返す必要がある。CさんはBさんから100万円を回収できれば1万円の利益が得れることになります。 株も代用可能→会社の所有権→株券 権利を紙にしたもの→証券→紙の証券(有価証券) 現在はペーパレス化されているので紙でなく電子データなどで管理されている場合もあります。 BIS(国際決済銀行) ↓ 12.5倍まで(8%は自己資本が必要) バブル以前は制約がなかったが、あまりににも理論上ありえないほど日本の土地が価値が上がってしまったために国際決済銀行が取引に関する規制をかけました。日本もこれに習い同じような制度を導入しバブルが崩壊しました。 これにより銀行は好きなだけお金を貸すということができなくなりました。その次に使うことになったのが【証券】ということになります。証券には規制がかかっていないためです。 例 債権         債務 Aさん→100万円貸す→Bさん ①Bさんから25万円返してもらえる証券 ②Bさんから25万円返してもらえる証券 ③Bさんから25万円返してもらえる証券 ④Bさんから25万円返してもらえる証券 上記のように合計100万円の証券を4分割し各25万のバラ売りして創るようになりました。 リスクとは? ↓ 不確実性=変動性。 振り幅が少ない→リスクが低い 振り幅が多い→リスクが高い リスクが高い人と低い人 Aさん すごく真面目。キチンと仕事している。お金を貸せば1年後にほぼ確実に返してもらえる。リスク低 Bさん ギャンブル好き。仕事もない。お金を貸しても1年後に返ってこないリスクもある。リスク高 堅実なAさんのような人にお金を貸せばほぼ100%お金が返ってきますが、金利などの面からみると旨味がありません。変動性が低いので得られる収益も低い。リスクが少ない分リターンも少ないです。期待収益率が低い。 一方の危ないタイプのBさんにお金を貸す場合には100万円貸した場合に返ってこないリスクありますが暴利での金利で貸すことが可能です。なぜならBさんにお金を貸したがる人はほとんどいないからです。信用がない人は高金利でお金を貸すことができます。信用がないので当たり前です。期待収益率が高い。 証券会社としてはリスクが少ない人にお金を貸してもリターンが少ないので旨味がない人より、大きな利益が期待できるBさんのほうの証券を必死に作り始めます。同じ手間で証券を発行するなら期待収益率が高いほうが会社の利益には繋がるため。 アメリカの周辺の土地で考えると一番裕福な暮らしをできるのは当然アメリカです。周辺国のメキシコや南米の人たちは自国に留まっていると賃金も安く思ったような生活ができません。アメリカンドリームを求めてアメリカに職を探してできれば移住したいと考えます。 もともと南米の人達は生活が厳しいからアメリカに職を求めてやってくるのでリスクが高い人達です。その人達に対して銀行が高い金利でお金を貸します。これによって価値の高い証券がどんどん創られていきます。 例 リスク低 100万円→1年後→105万円 ①Bさんから26万円返してもらえる証券 ②Bさんから26万円返してもらえる証券 ③Bさんから26万円返してもらえる証券 ④Bさんから26万円返してもらえる証券 リスク高 100万円→1年後→150万円 ①Bさんから25万円返してもらえる証券 ②Bさんから25万円返してもらえる証券 ③Bさんから25万円返してもらえる証券 ④Bさんから25万円返してもらえる証券 ⑤Bさんから25万円返してもらえる証券 ⑥Bさんから25万円返してもらえる証券 上記の例のようにリスクが高い人にお金を貸せば価値が上がっているように見えます。ですが所詮リスクが高いので返ってこないリスクも当然あります。 証券会社はここであるカラクリを使ってこのリスクを見えないように隠していくわけです。 リスクが高い人達 Aさん 証券1→ Bさん 証券1→ Cさん 証券1→まとめて証券Zを作成 Dさん 証券1→ Eさん 証券1→ ・ ・ ・ これらをまとめて証券を創ることによって何人かは実際に返済できる人も出てきます。多ければ多いほど返せる人も増えてきます。 この中でももっともリスクが高い人達を集めてさらに金利を上げて証券をまた作成します。リスクが高いということはリターンも大きいということです。 その中からまたリスクが高い人を集めて証券化・・・・何段階も行うことによってすごく高いリスクを得ることが可能な証券ができます。見た目には低リスクでハイリターンに見える証券が出来上がります。 格付け会社がその証券に【AAA】などの評価を与えてまんまと経営者や投資家が証券を買ってしまうという仕組みです。その証券が売れれば証券会社は当然儲かります。 当時は証券会社に務めるサラリーマンに50億円などのボーナスがあったそうです。経営者ではなくサラリーマンでそのお金が得ることができたということは利益は天文学的数値になっていたのは想像に難くないです。 ところがこれは数学上の数値で成り立っていただけでこのような時代は長くは続きませんでした。少し考えればわかると思いますがリスクが高い人達はお金が返せない確率が高いから金利も高いのです。全員が完済できることは100%ありえません。 何千人中には完済できる人もいますがほんの数%に過ぎません。返せない人のほうが圧倒的多数です。 このことが公になったのはリーマンショックです。世界的の中でも有名だった証券会社リーマンブラザーズが1日にして潰れました。投資家達が買った証券が紙くずに変わりました。 投資家達は証券会社リーマンブラザーズと格付け会社を【信用】して証券を買いましたが見事に裏切られました。信用がなくなった瞬間です。 この出来事により世間はあることを知ります。 【銀行は信用できない】 【証券会社は信用できない】 【格付け機関は信用できない】 どれほどの大企業でも【信用】を失うとすぐに潰れてしまうということの典型です。 ここである秘密を暴露します。格付け機関は民間企業です。国の機関ではないので誰かがお金を払ってくれないと存続できません。 格付け機関にお金を払っているのは誰か? ↓ 証券会社 証券会社と格付け機関は裏で繋がっているのです。証券会社が売りたい証券を格付け機関が良い評価をつけることによって売りやすくすることも可能ということになります。 投資家達は「銀行・証券会社は信用できない」と思うようになり「だったら自分たち(みんな)でお金を発行して管理しよう」と団結してできたのが仮想通貨ということになります。 【仮想通貨】 ↓ 【ブロックチェーン】 ↓ 【ビットコイン】 お金の歴史は【信用の歴史】とも言いかえることができます。銀行信じては裏切られ、証券会社を信じては裏切られる。最終的には自分達で管理しようという現代の流れになってきています。 今回も長文にお付き合いくださりありがとうございました。

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