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お金の基本原則
いつも読んでくださりありがとうございます。
今回はお金の基本原則の基礎部分を書いていこうと思います。
基礎がもっとも大切で何かに悩んだ時は基礎を振り返ることにより大方の悩みは解決できます。お金の基礎を振り返っていきます。
「知っている」だけでは意味がないので何度も読み返し「自分で説明できる」まで落とし込んでいってください。そこではじめて使える知恵となります。
基礎が理解できていれば他のお金の知識を入れた時に組み合わせることによって簡単に理解ができるようになります。
お金の3つの働き
A 価値の交換
B 価値の尺度
C 価値の保存
それぞれを簡単に説明していきます。
A 価値の交換
価値→お金→価値
上記のように価値と価値を交換するためにお金が使われます。
価値とは?
↓
人の役に立つこと→商品
人の役に立つもの→サービス
B 価値の尺度
尺度とは?
↓
例
お米 お肉
日本でお金というもので交換されるようになったのは江戸時代からでほんの200から300年ほどの歴史しかありません。
その以前は物と物を交換する「物々交換」が日本での常識でした。お金の概念は江戸時代中期から後期頃に庶民も普通に使うようになりました。
お米の百姓が自分達が食べる分以外の余ったお米を他のものと物々交換。
狩猟をして得た肉を自分達の食べる以外の余ったお肉を物々交換。
お金の概念がある前は従来このような物々交換という取引がされていました。
その時にどうやって交換したのか?
↓
お米◯kg=お肉◯kgではどうすれば同じ価値になるのか?
↓
昔の人達は何となくの感覚で物々交換が行われていました。ですが、段々他の人達との付き合いが増えていったために肉、野菜、果物、魚など多種多様の交換をするようになっていきました。
↓
このように様々な取引を行うためにお金が創られたと言われています。
↓
例
米 10kg=3000円→これが尺度(お金のものさし。基準)
肉 5kg=3000円
お金の尺度によって3000円というお金の尺度が決まれば肉5kgと等価交換できるということになります。尺度を使うことによってお金のものさしができるようになりその後の交換がすごく楽になりました。
C 価値の保存
例
野菜
果物
魚
肉
上記のような例に上がっている商品群は「鮮度」という要因があります。古ければ古いほど時間が経過するとともに価値が下がっていってしまうものです。物々交換の時はこのようなデメリットがありました。
肉を大量に獲得できたとしても他の人と交換ができないとなるとだんだん腐っていてしまい価値がまったくなくなってしまいます。野菜、果物、魚も同じことが言えます。
ここでお金という「価値交換」できていれば鮮度ということは気にせず、交換の道具として使えるようになりました。これで鮮度ということには悩まされずに済みます。お金は交換してしまえばずっと一定の価値です。これで価値の保存ができるようになりました。
お金のルーツは?
↓
文字通り「金」=ゴールドを使っていたから。価値の保存ができるようになった。
お金とはどんな役割があるのか?
A 価値の交換
B 価値の尺度
C 価値の保存
買い物をよくする人はお金を「A 価値の交換」として使い、貯金を多くする人は「C 価値の保存」として使っているのがわかります。
お金の役割3つは必ず暗記しておいてください。
「お金の3つの働きとは?」と質問されたら「交換。尺度。保存。」が考えることなく出てくるまで繰り返し暗記しましょう。これを人に説明できるまで落とし込みましょう。
お金の価値が変わり続けていったときにお金の働きである「交換。尺度。保存。」が人々の間で普及していくのか?それとも似ているのだけれども「それはお金のならない」の判断をする時は「3つのお金の原則を満たしているか?」に当てはめて考えてみてください。
歴史的なお金の概念として「貝殻」「金・銀・銅」「紙幣」など。現代だと情報空間の「数値・データ」などもお金として当てまります。
お金として当てはまるのか?を選定するには「交換。尺度。保存。」の3つが反映されるか?されないか?を基準にしましょう。
今回も長文にお付き合いくださりありがとうございました。
こちらの記事で「お金の本質について」記載しています。続けて読むことにより理解が深まりやすいです。
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お金の役割
価値の交換
価値の尺度
価値の交換
いつもありがとうございます。
お金の役割
価値の交換
価値の尺度
価値の保存
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