いつもありがとうございます。
今回はお金の本質について書いていきます。
以前に「お金のはたらき」という基本原則の記事も記載していますのでまだ読んでない方はこちらを読んでから読むと理解が深まりやすいです。
基礎として知っておきたいお金の3つの基本原則
お金のはたらきは学校でも教えてもらうことができます。今回はなかなか学ぶ機会がないそれ以上のレベルの「お金の本質」を学んでください。
お金のはたらき 3原則
A 価値の交換
B 価値の尺度
C 価値の保存
お金の本質とはなんなのか?
A 価値の交換
「交換の道具」として説明しました。ではなぜ「お金」を交換の道具として使うのでしょうか?そのお金が使える基準はなんなのでしょうか?
日本銀行が製造している紙幣なら◯
おもちゃの紙幣✕
精密にコピーされた紙幣✕
これらの価値と価値の交換として使える「お金」の線引は一体なんなのでしょうか?その要素を決定づけるのがお金の本質です。最後に本質を説明します。
B 価値の尺度
◯
1000円=10$=10€
これらは「価値の尺度」として機能します。
下記の場合だったらどうでしょう?
✕
□□コイン(現代にまだ創られていないお金の単位)
この場合の決定づける要素はなんなのか?後で説明します。
C 価値の保存
例
1000円を保存(貯金)しておく。
↓
1ヶ月後も1000円として使うことができる。(価値の保存)
□□コイン(10)だった場合
↓
1ヶ月後□□コインが使えなくなった。何の要素がその道具になるか?ならないか?を決めるのか?
時代によって貝殻、金、銀、硬貨、紙幣、データと様々な形態に変わっていますが「一体何がお金として機能をしたのか?」その要素は一体なんなのでしょうか?
これが「お金の本質」です。その要素が下記となります。
「信用」
本質というのは目に見えません。枝葉の部分は時代の流動性によって変わってきます。本質は変わらず常に1つ普遍的なものとなります。
お金は信用が命です。
・信用できる人
・信用できる組織
・信用できる企業
これらには勝手にお金が集まってきます。
銀行にお金が集まるのはなぜか?
↓
預けでも大丈夫という「信用」があるからです。だれも信用のない銀行にはお金を預けません。詐欺などで一時期お金が集まったとしてもバレた時点ですぐに衰退していきます。
信用がない場合はどうなるのか?
実際にあった「ハイパーインフレ」が起きた事例を紹介します。
ジンバブエ
↓
経済に詳しくない大統領に変わり大量にジンバブエドルを発行。6000兆。
↓
お金を刷れば刷るほどお金の価値は下がります。逆にモノの価値が上がっていきます。
ハイパーインフレ時には「パン一斤」で下記のお金が必要だったそうです。
↓
6000兆も国の経済が価値を提供していないのにお金だけを刷ってもお金の価値がなくなり結果として紙くず同然になってしまいました。
国の価値とは?
↓
国内総生産で表せます。
例
300万円分の小麦の農家の人が作成。
↓
300万円分の小麦を仕入れて加工をして小麦粉に変える。(500万の価値)
↓
500万円の小麦粉を仕入れてパンに加工する。(1000万の価値)
1000万円分のパンをお客様がそれぞれ購入してお金の循環がされます。これに関しては全く問題ありません。
上記のジンバブエの例では価値を提供していないのにお金だけを刷ったためにハイパーインフレが起きてしまいました。
チョコレートの例
A店 1個100円
B店 1個3000円
全く同じ品質の商品だったとしても3000円で喜んで買うお客様はいます。
それはブランドという名前の付加価値によって値段が違っていても購入するお客様がいるということです。
この価値の尺度の違いは「信用」でしかありません。有名ブランド商品だから間違いないといって購入するのです。
もし、これが3000円の価値がないと判断する人は買わないだけです。「信用」している人だが3000円でも購入するということになります。
3000円=ブランド・名前(信用)
信用があるから3000円でも売れるということになります。
若いときから銀行へ貯金をする人も一定数います。なぜ貯金をするのでしょうか?
↓
銀行が信頼できるから価値の保存として老後のために貯金しているのです。銀行が潰れないと信頼しているので自分のお金を預けています。
もしあなたがお金を創りたいなら?
↓
「どれだけヒトから信用をしてもらえるか?」がカギになります。
・あなたが創るヒト
・あなたが創る組織
・あなたが創る仕組み
信用を得るにはどうすればいい?
↓
言行一致・約束は必ず守る。
言ったことは必ず実行をする。できそうにないことは言わない。
お金が集まらないのは信用不足ということになります。
信用を得ることを第一優先にすれば自然とお金も集まってきます。
今回も長文にお付き合いありがとうございました。
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